【リコール】日産 スカイライン 新型、インフィニティQ50 が米国でリコール…ダイレクトアダプティブステアリングに不具合

自動車 テクノロジー 安全
インフィニティ Q50(日産 スカイライン)
インフィニティ Q50(日産 スカイライン) 全 3 枚 拡大写真

日産自動車が2013年11月、日本国内で発表した新型『スカイライン』。その海外仕様、インフィニティ『Q50』が、米国でリコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは12月16日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「日産の米国法人、北米日産から、インフィニティQ50に関するリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、新型スカイラインの特徴装備のひとつ、「ダイレクトアダプティブステアリング」の不具合が原因。これは次世代のステアリング技術で、新型スカイラインが世界初搭載となるステアリングバイワイヤ技術。

NHTSAによると、氷点下の寒冷時において、ダイレクトアダプティブステアリングのソフトウェアに不具合が生じる可能性があり、この場合、操舵ができなくなり、機械的ステアリングのバックアップも遅れるために、事故につながる恐れがあるという。

対象となるのは、2014年モデルのわずか一部で、米国で販売された23台。これは米国仕様のインフィニティQ50では、ダイレクトアダプティブステアリングがオプションとなるため。

北米日産は、対象車を保有する顧客に連絡。不具合がないか販売店で点検を行い、不具合が見つかれば、ソフトウェアの改修作業を行うとしている。

《森脇稔》

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