国土交通省、運送事業者などのアルコール検査に運行管理者の立ち合いを義務付け

自動車 社会 行政

国土交通省は、バス・タクシー・トラック事業の運転者が、所属営業所以外の営業所でアルコール検査を行う場合、営業所の運行管理者などの立ち会いを求めると発表した。

同時に、所属営業所以外の営業所で乗務を開始・終了する場合、一定の条件の下で、他の営業所に設置された高性能なアルコール検知器を使用する方法を認め、アルコール検査の実効性向上を図る。

2011年5月から、バス・タクシー・トラック事業者が、点呼時、運転者の酒気帯び有無の確認を行う際、アルコール検知器を使用することが法令で義務付けられている。遠隔地で乗務を開始する場合、運転者が所属営業所のアルコール検知器を携行して自ら検査を実施し、結果を所属営業所の運航管理者へ報告している。

12月16日から、遠隔地でのアルコール検査をより実効性のあるものにするため、運転者が所属営業所以外の営業所で乗務を開始・終了する場合、営業所の運行管理者などの立ち会いを求める。同時に、一定の条件下で、他の営業所に設置された高性能なアルコール検知器を使用して検査を実施し、検査結果を所属する運行管理者へ報告することを認める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る