日本とASEAN各国との交通分野での協力連携について議論する「日ASEAN交通大臣会合」が12月19日、ラオスで開催される。
会合は、ASEAN加盟10カ国と日本が参加して開催されるもので、日本からは中原八一国土交通大臣政務官が代表として出席する。
11回目となる日ASEAN交通大臣会合では、中原国土交通大臣政務官がラオス・ソマード公共事業・運輸大臣と共同議長を務める。会議では、「質の高い交通」を今後10年の基本テーマとした日ASEAN交通連携の行動計画、新たな協力プロジェクトなどの議題について審議する。
主な議題は、新しい日ASEAN行動計画(パクセー・アクション・プラン)、新・航空セキュリティ向上プロジェクト、道路技術に関する協力プロジェクト、交通インフラ整備のためのPPP推進協力プロジェクトなど。
また、日本とASEAN間の地域的な航空協定の締結に向けて、議論を開始することについても審議する予定。