マツダの米国法人、北米マツダは12月16日、米国EPA(環境保護局)が公表した2013年版の燃費報告書(暫定版)において、マツダが1台当たりの平均燃費が最も優秀な自動車メーカーに認定されたと発表した。
この燃費報告書は毎年、EPAが作成しているもの。米国で1年間に販売された新車に関して、自動車メーカー別に1台当たりの燃費やCO2排出量を算出。これを燃費性能順にランキングしたもの。
ベスト3は以下の通り。
メーカー名 1台当たりの平均燃費 同CO2排出量
1、マツダ 11.7km/リットル 324g/マイル
2、ホンダ 11.5km/リットル 329g/マイル
3、トヨタ 10.7km/リットル 352g/マイル
マツダが2年連続で、1台当たりの平均燃費が最も優秀な自動車メーカーに認定。同じくCO2排出量も、最も低かった。11.7km/リットルの平均燃費は、2012年のデータに対して、0.2km/リットルの改善。北米マツダによると、SKYACTIVテクノロジーやi-ELOOP搭載車のラインナップ拡大の成果だという。
北米マツダのジム・オサリバン社長兼CEOは、「他の自動車メーカーがハイブリッドやEVに注力する中、マツダは全販売の90%以上を占める内燃機関搭載車の基礎技術を、完璧にすることに重点を置いてきた。マツダはクラスをリードする燃費性能を持つ車を、全ての顧客に手頃な価格で届けていく」とコメントしている。