エアバス、エア・カライブから最高6機のA350XWBの注文を受ける

航空 企業動向
エア・カライブのA350-1000
エア・カライブのA350-1000 全 1 枚 拡大写真

エアバスは12月20日、エア・カライブよりエアバスの新世代『A350 XWB』系列で最も大きなメンバーである3機の『A350-1000』の確定注文を受け、さらに同航空会社が3機の『A350-900』をILFCよりリースすることを明らかにした。

エア・カライブのA350-1000は3クラスに分けられた439人の乗客を収容し、A350-900は387人の乗客を収容する。これらの航空機は、現在5機のA330でフライトが行われているパリからグアドループ島、マルチニーク島、セント・マーチン島、ハイチ、サン=ドマング、フランス領ギアナへのルートで運航されることとなる。

「我々はA350-1000を購入する決定を喜んでいる。我々はすでに5機のA330編隊の素晴らしいパフォーマンスと経済性から利益を受け、この新しいA350の注文は我々に収容人数を加算することを可能にし、とても競争力のある市場での比類のない経済的アドバンテージを与えてくれるだろう」とエア・カライブの監督委員会の会長であるジーン‐ポール・ダブレウイル氏は語った。

「エア・カライブがこの新しいA350 XWBを増加させる注文を行う為に戻って来たことは、素晴らしいニュースであり、この航空機が長距離飛行の分野において産業界の新しいベンチマークであることを示すものである。我々はA350 XWBの対抗できない経済性と優れた乗客の快適性が、エア・カライブの成功を続けさせる貢献のカギとなることを確信している」とエアバスのCOOであるジョン・リーヒー氏は語った。

《河村兵衛》

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