【洗車の新常識】年末クルマの大掃除、効率化に秘策

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【洗車の新常識】年末クルマの大掃除、効率化に秘策
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いよいよ2013年も残りわずか。

年末の家庭内の大掃除に普段は用いないブラシや洗剤を使い、台所やお風呂場をキレイにする人も少なくないはずだ。1年間、つもりにつもった汚れを落とすのは、かなり大変な作業である。

もちろん、年末年始のお出掛けに備え、クルマもまた大掃除ならぬ入念な洗車が不可欠だ。例年、コイン洗車場もこの季節になると大混雑し、寒さを忘れ洗車に没頭するひとたちを数多く見かける。

隙間にもしっかり入りこみブラシ洗車

そんな年末の大洗車に活躍してくれるのがハンディクラウンから発売されているメイド・イン・東北の高機能洗車ブラシ『B&Yシリーズ』だ。

家庭内の大掃除同様、普段の洗車では落とせなかった、1年間つもりにつもった汚れを落とすには、スポンジやタオルでは役不足。クルマのボディは凸凹や隙間だらけであり、細部の汚れまでしっかりすっきり落とすには、凸凹、隙間まで入り込むブラシが不可欠なのである。

非常識なボディのブラシ洗車を常識に

とはいえ、クルマのボディを洗うのにブラシを使うことはこれまで非常識とされてきた。「ブラシなんかで洗ったらキズだらけになるんじゃないか」と。

B&Yシリーズの洗車ブラシはボディーを安心して洗えるハンドメイドによる特殊な先割り加工がされた毛材を使用している。スタイリッシュかつ軽量な黒のソフトウレタン巻きボディに、黄色または黒の毛材が植え込まれ、ボディ用、ロングタイプのルーフ用、ホイール用、タイヤ用、隙間用2WAYタイプの5モデルが用意され、ボディーの部位によって使い分けることができる。

専用のシャンプー、タイヤ&ホイールのプレ洗いや細部洗いのためのタレにくいスポットシャンプーも用意される。

クロス類も専用化

さらにクロス類として吸水、ワックスふき上げ用、艶出し用のほか、ガラス用、車内用などが揃い、黄色と黒の2色があるのが特徴だ。例えばガラス用の黄色はウインドー内側用、黒はウインドー外側用、車内用の黄色はインパネなシートなど車内上部、黒はフロア回り…といったように、汚れの質、成分によって使い分けられるこれまでにないアイデアが光るものだ(色が違うので使い間違えずに済む)。

アウトランダーPHEVを洗車してみる

さて、今回は冬季にも大活躍してくれるであろう本格SUVの三菱『アウトランダーPHEV』を例に実際に年末の大洗車を敢行。背の高いクルマにも対応する「やわかるバーブラシ ルーフ用」がここでの主役である。

洗車の手順は汚れのひどい下回りから。タイヤ&ホイール、ホイールハウス内にホースの水、コイン洗車場では霧吹きなどで水をかけ、スポットシャンプーと「ソフトブラシ ホイール用」、「ハードブラシ タイヤ用」を使い、全体、隅々を洗っていく。

コイン洗車場では洗車ブースにクルマを入れ、同時に高いルーフを洗うための脚立をボディー横に用意。

ボディー全体に水をかけ、汚れ、ホコリを吹き飛ばしたところで洗剤洗い行程に入る。ここでのポイントは、洗剤がボディー全体にかかったところで機械を一時停止。脚立を駆使してボディー全体を「やわかるバーブラシ ルーフ用」でブラッシング洗い。脚立に乗ってもスポンジやタオル洗いで届かないルーフ中央部もしっかり洗え、ブラシならルーフレール回りやキャリアなども洗いやすいはずだ。

自宅などで高いルーフを洗車する場合は、あらかじめホースの水をルーフにかけておき、片手にスポットシャンプー、片手に「やわかるバーブラシ ルーフ用」を持って脚立に乗れば、バケツに作ったシャンプーいらず。わざわざ地面に降りてシャンプーを補給する必要もなくなるから便利である。

この後、リンスを行い、水気をふきあげれば洗車は完了。ボディパネルのすき間、グリル回りなどの汚れもすっきり落ちているに違いない。また、ウインドー外側の水気のふき取りには吸水力もある「視界スッキリクロス ブラック」を使用したい。ウインドー内側には「視界スッキリクロス イエロー」を使うのだが、ウインドー外側と内側では汚れの種類が違い、兼用すべきでないからだ。

しかし、B&Yシリーズにはそうした洗浄能力の高さに加え、この時期の洗車に威力を発揮するメリットがあるという。それはスポンジやタオルと違い、ブラシには柄があるため、手が直接水に触れにくく、冷たくならないこと。これなら女性でも積極的に洗車することができそうだ。

室内掃除にも使用

室内の大掃除には、本来はボディーのすき間洗い用の「2WAY ブラシ すきま用」および「車内スミズミクロス イエロー」、「車内スミズミクロスブラック」、「視界スッキリクロス イエロー」を使用する。まずは 「2WAY ブラシ すきま用」の黄色のソフトブラシのほうでダッシュボー ド、エアコン吹き出し口、コンソール回り、シートなどをブラッシングしつつ、掃除機で汚れ、ホコリを吸い取ると完璧だ。

ただブラッシングする だけでは、汚れ、ホコリを舞い立たせてしまうだけである。そして「車内スミズミクロス イエロー」を水でかたく絞り、ダッシュボードやコンソールなど、室内上部を雑巾掛け。サイドシルやフロアのスライドレールなど車内下部の汚れは「車内スミズミクロス ブラック」を使う。ここでもクロスが色分けされているので安心だ。

ウインドー内側のクリーニングはつや出し成分の入っていないガラスクリーナーと「視界スッキリクロス イエロー」で。傾斜が強く、手の届きにくいフロントウインドー下端部分は、ヘラなどで「視界スッキリクロス イエロー」を包むとクリーニングしやすくなる。

そして最後にフロアカーペット、フロアマットなど、室内下側の掃除を行なう。「2WAY ブラシ すきま用」のハードブラシを使い、こちらもブラッシングして汚れ、泥、小石などをかきだしつつ、掃除機で吸い取ってやる。

黒い部分を磨き上げる

これでクルマの年末年始の大掃除が終了。内外装ともに見違えるほどきれいになったはずだ。あとはワックス派ならボディーのワックスがけ&タイヤワックスがけ。ボディーコーティング済みのクルマならタイヤのワックスがけを行えばいい(タイヤブラシでタイヤワックスを塗り込むとより美しく仕上がるという)。

クルマは黒い部分が黒光りしていてこそ、引き締まって見えるものなのである。これで新年をすがすがしく迎えることができるに違いない。

また、B&Yシリーズのブラシを使うことでボディー洗車にかかる時間がスポンジやタオル洗いより短縮でき、また使う水やシャンプーが少なくて済み、この季節でも手も冷たくなりにくい。「時短」「エコ」「快適」性能にも注目したい。

なお、B&Yシリーズの発売元であるハンディクラウンは2014年1月10日から12日まで千葉県の幕張メッセで開催される「オートサロン2014」に出展、トヨタ86スペシャルバージョンを展示する。

《レスポンス編集部》

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