キャデラック CTS 新型の高性能グレード、「Vスポーツ」…量産第一号車を納車

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型キャデラックCTS Vスポーツの量産第一号車を米国在住の顧客に納車
新型キャデラックCTS Vスポーツの量産第一号車を米国在住の顧客に納車 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックは12月19日、新型『CTS Vスポーツ』の量産第一号車を、米国在住の顧客に引き渡した。

【画像全2枚】

キャデラックは2013年3月、ニューヨークモーターショー13において、新型『CTS』を発表。CTSはキャデラックブランドのミッドサイズ車。新型は3世代目となる。

新型CTSの頂点に立つ高性能グレードが、CTS Vスポーツ。キャデラックに広く搭載されてきた直噴3.6リットルV型6気筒ガソリン自然エンジンを、2個のターボチャージャーで過給。最大出力は420ps/5750rpm、最大トルクは59.5kgm/3500-4500rpmを引き出す。

トランスミッションは、キャデラック初の8速AT。駆動方式はFR。新型CTS Vスポーツは、0‐96km/h加速4.6秒、最高速274km/hという優れたパフォーマンスを実現する。ブレーキはブレンボ製。アルミドア構造の採用などによる軽量化、前後重量配分50対50と理想的なバランスの追求も、高い運動性能をもたらす。

12月19日、キャデラックは新型CTS Vスポーツの量産第一号車を、米国コロラド州在住のWhited夫妻に納車。二人は2013年8月、ネバダ州で開催された有名自動車オークション、「バレットジャクソン」において、新型CTS Vスポーツの量産第一号車を12万ドル(約1250万円)の高値で落札していた。

第一号車を手にしたTim Whited氏は、「チャリティの趣旨に賛同し、新型CTS Vスポーツの実車を見て、オークションで落札する気になったんだ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る