富士重工業が発表した2013年11月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比6.1%増の7万1004台と、11月としては過去最高の数字で11か月連続のプラスとなった。
国内生産は、『フォレスター』の販売が好調で、同11.9%増の5万7731台と、11月としては過去最高の数字で11か月連続のプラスとなった。海外生産は同13.5%減の1万3273台で、7か月連続のマイナスとなった。
国内販売は同13.2%減の1万3121台で、8か月ぶりのマイナスとなった。登録車は前年の『フォレスター』による新型車効果の反動減に加え、主に『インプレッサ』シリーズの車両供給不足により、18か月ぶりに前年割れとなった。軽自動車は『プレオプラス』の販売が好調で、同18.7%増の3834台と、3か月連続の前年超えとなった。
輸出は同74.7%増の5万3284台。好調な販売が続く北米市場が牽引したことに加え、日本での台風の影響により、先月下旬予定の北米向け出港が当月へ延期になったことで大幅に増加、過去最高の台数を記録し、10か月連続のプラスとなった。