【トヨタ ハリアー 新型発表】ハイブリッドシステムは、カムリをベースに

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ・ハリアー ハイブリッド「Premium」
トヨタ・ハリアー ハイブリッド「Premium」 全 18 枚 拡大写真

3世代目にフルモデルチェンジしたトヨタの新型『ハリアー』。2014年1月15日より発売を予定しているハイブリッドモデルは、先代モデルの17.8km/リットルと比べ、新型モデルは21.8km/リットルの燃費を達成した。

【画像全18枚】

フロントには、152psを発揮する2.5リットル直列4気筒エンジンと143psのモーターを組み合わせている。リアは68psのモーターを搭載、電気式の4輪駆動システム「E-FOUR」を採用した。これにより、システム全体の最高出力は197psとなる。

新型ハリアーのハイブリッドシステムを担当した大塚健司氏は、「システムはカムリ ハイブリッドで、リヤのモーターはレクサス RXの物をそのまま持ってきています。ハードウェア的には、もう今あるものを利用しています。そのポテンシャルを出来る限り上げるため、動かし方を変え、燃費を引き出す工夫をしました」と言う。

今回のハイブリッドモデルは、「高級感」と言うコンセプトで開発され、ハリアーのラインアップの中で上級グレードに設定されたものだ。

「その高級感をうたうため、一番工夫しているのは、エンジンの動かし方です。エンジンがかかる時のショックを出来るだけ納めるため、エンジンマウントの設計をゼロから見直しました。4つのマウントのバランスから動かし方、奇麗に回せて奇麗に動かせるよう工夫しました。なので、エンジンが掛かった時のショックは、今までのハイブリッドより大分小さくなっています。レクサス並みのショックです」と大塚氏は語る。

《太宰吉崇》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  2. 今後はアウディの定番か…開発中の『Q4 e-tron』新型、湾曲ディスプレイを激写!
  3. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  4. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  5. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る