【2014年3月ダイヤ改正】JR貨物、列車速達化や機関車など新製

鉄道 企業動向
JR旅客各社と同時に、JR貨物も3月15日にダイヤ改正を実施する
JR旅客各社と同時に、JR貨物も3月15日にダイヤ改正を実施する 全 2 枚 拡大写真

2014年3月15日のダイヤ改正はJR旅客各社だけでなく、JR貨物も同時に実施する。各地を結ぶ列車の速達化のほか、機関車やコンテナ車、コンテナの新製増備などが主な内容となる。

関東~関西間では、東京貨物ターミナル~吹田貨物ターミナル間に速達タイプの列車を設定。現在は東京14時38分発となっている列車を東京23時33分発に変更し、所要時間も現行より4時間10分短縮して吹田に翌朝6時32分着とする。吹田23時52分発の列車も所要時間を49分短縮する。このほか、東京貨物ターミナル~福岡貨物ターミナル間の最速列車をさらに高速化し、所要時間を23分短縮。東京貨物ターミナル~安治川口間の列車も現行より最大27分短縮する。

関東~北海道間では、上越・信越・羽越・奥羽線経由で運行している梶ヶ谷貨物ターミナル~札幌貨物ターミナル間の1往復を東北本線経由に変更。札幌行きは7時間49分、梶ヶ谷行きは2時間17分の短縮となる。

関西~九州間では、大阪貨物ターミナル12時30分発の福岡貨物ターミナル行きを新たに設定。飲料や食料工業品などの需要に対応する。

車両の新製は、機関車14両とコンテナ車178両。いずれも形式は示されていない。コンテナは4000個を増備し、内訳は12フィートコンテナの19Dが2200個、19Gが500個、12フィート通風コンテナのV19Cが1000個、12フィート背高コンテナの20Dが250個、30フィートコンテナの30Dが50個となっている。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
  4. 約67万円から買える小型トラック、印タタが「エースプロ」発表…EVも用意
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る