米EVのテスラ、中国で発売…商標問題で中国語でのブランド表記なし

エコカー EV
テスラモーターズの中国公式サイト
テスラモーターズの中国公式サイト 全 1 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは2013年12月下旬、中国市場で『モデルS』の販売を開始した。しかし、中国語表記はない。

通常、海外の自動車メーカーが中国に進出する場合、ブランド名などに漢字を使う。中国の顧客の認知度を高めるのが目的だ。ところが、テスラの場合、ブランド名は英語表記の「TESLA」のまま。

これには、中国での商標問題が関係している。テスラの中国語表記は、「特斯拉」。ところが、この名前は中国人の実業家が商標登録済み。そのため、テスラは中国で、この「特斯拉」を使えない状態にある。

テスラモーターズとこの中国人の実業家の間では、商標権の譲渡に向けた交渉が行われてもよう。しかし、現時点では解決に至っておらず、テスラは中国で、中国語表記のブランド名のないまま、販売開始となった。

ちなみに、テスラの中国公式サイトのアドレスには、「tuosule」という英字が使われている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. アップガレージ、姫路にライダース店併設…9月5日オープン
  4. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  5. 「所有欲がそそられる」色彩を一新したネオレトロな『W230』が話題に、ライダーからはある要望も?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る