テスラ モデルS、2014年モデルで最も安全な車に…米運輸省が認定

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テスラ モデルS のNHTSAの衝突安全テスト
テスラ モデルS のNHTSAの衝突安全テスト 全 3 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズの新型EV、『モデルS』。2013年、米国などで複数の車両火災が報告された同車だが、米当局は引き続き、モデルSを「最も安全な車」と認定した。

これは12月23日、テスラモーターズが明らかにしたもの。「米国NHTSA(運輸省道路安全局)によって、2014年モデルの全カテゴリーで、モデルSが最も安全な車であることが再確認された」と発表している。

NHTSAは2013年8月、モデルSの衝突安全テストの結果を公表。最高評価の5つ星を獲得すると同時に、これまでNHTSAが実施した衝突テストにおいて、最も安全性に優れる車と認定した。

ところが2013年10月以降、モデルSは米国などで複数の車両火災を引き起こした。NHTSAはこの車両火災の調査に乗り出しており、先のモデルSに対する「最も安全な車」との評価が変わるかどうか、注目されていた。今回のテスラの発表は、NHTSAのモデルSに対する衝突安全性評価が、車両火災の後でも不変だったことを意味する。

現在、テスラモーターズは、NHTSAからのモデルS車両火災に関する調査結果が出るのを待っている状態。同社は、米国での車両火災の各種データを引用した上で、「(可燃物のガソリンタンクを載せた)一般ガソリン車で車両火災に遭うリスクは、テスラのEVの5倍以上」と述べ、モデルSの安全性をアピールしている。

《森脇稔》

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