【CES 14】フォードの市販PHV、C-MAX にコンセプトカー…ソーラーパネルで充電

自動車 ニューモデル モーターショー
フォード C-MAX ソーラー エナジー コンセプト
フォード C-MAX ソーラー エナジー コンセプト 全 6 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは1月2日、米国ラスベガスで1月6日に開幕するCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)14において、フォード『C-MAX ソーラー エナジー コンセプト』を初公開すると発表した。

同車は、フォード『C-MAX エナジー』をベースに開発されたコンセプトカー。C-MAX エナジーは2012年1月、デトロイトモーターショー12で発表。小型MPVのフォード『C-MAX』の市販プラグインハイブリッド車(PHV)だ。

C-MAX エナジーには、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたPHVシステムを搭載。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は195ps。二次電池はリチウムイオンバッテリー。EVモードでの最大航続可能距離は、21マイル(約34km)。ガソリンエンジンを併用した際には、最大で620マイル(約998km)走行できる。

CES14で初公開されるC-MAX ソーラー エナジー コンセプトは、C-MAX エナジーの屋根に、ソーラーパネルを装着したコンセプトカー。外部ソケットからの電力だけでなく、太陽光から得た電力を、リチウムイオンバッテリーの充電に活用する。

軽量で薄型な長所を持つフレネルレンズを用いたソーラーパネルは、ルーフ全面に装着。フォードモーターによると、太陽の当たる場所に車両を1日置いておけば、4時間の充電相当分の電力が得られるという。

フォードモーターはCES14での初公開の後、パートナーと実証実験に取り組む予定。市販車と同様に、EVモードでの最大航続可能距離は21マイル(約34km)、ガソリンエンジンを併用した際には、最大で620マイル(約998km)の航続可能距離を見込んでいる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る