オーダーインテリアキットならではの丁寧な仕上がり…86/BRZに高級感を

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データシステム「エクスクルーシブ・インテリアキット」を装着したスバル BRZ
データシステム「エクスクルーシブ・インテリアキット」を装着したスバル BRZ 全 10 枚 拡大写真

久しぶりに本格スポーツカーとして登場したトヨタ『86』とスバル『BRZ』。しかし、惜しいのは内装の仕上がり感。ここにもコストダウンの余波が影響している。そんな内装をより高いグレード感で演出してくれるのがデータシステムの「エクスクルーシブ・インテリアキット」だ。

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86にしてもBRZにしても、たとえばダッシュボードの前面はカーボン調パネルが標準。一見してスポーティな雰囲気を醸し出しているが、これはあくまで“調”であって、本物のカーボンが使われているわけではない。見方によってはこの辺りから質感に物足りなさを感じてしまうこともある。「エクスクルーシブ・インテリアキット」は、そんな声に応えて登場した。

このキットはハイグレード車が相次いで採用している「アルカンターラ」で作られている。ファブリックと本革の両方のイイところを兼ね備え、しっとりとした心地良い手触りと優雅さを感じさせる見た目を特徴とする高級スエード生地だ。さらに、折り込みまでもきっちりと縫い込んで丁寧に仕上げられているほか、一部パーツではプリントではない本物のステッチが織り込まれる。この辺りの質感の高さがこのキットならではの良さと言える。

取材したデモカーにはブルー色のキットが装着されていたが、アルカンターラのバリエーションはボディカラーに合わせ全9色を用意。縫い糸は全15色用意され、縫い目が目立たないようにアルカンターラ生地と同色を選び、ステッチだけを目立たせることもできる。こんな細かな対応が可能となったのは、このキットがWebによる完全オーダーシステムを採用しているから。店頭で購入してすぐに取り付けることはできないが、好みに合わせた仕様で注文できるのがメリットだ。

キットとして用意しているのは、ダッシュボード周りから、ステアリング、ドアパネルに至る全9種類(内メーターアンダーパネルは発売未定)。決して安くないパーツだけに、Webでの注文に不安を持つ人もいるかもしれないが、作業は注文内容の確認を経てから行われるため安心できる。キットが届くまでの日数は平均して10日~2週間程度で、オーダー品とは思えないスピーディさもいい。

そして、もうひとつ見逃せないのが取材車両に装着されていた、「86/BRZ用オールステンレスマフラー」だ。114φの大口径真円マールテールの左右出しのデザインは見た目にも十分な迫力を伝えるし、使うごとに表面が虹色に輝いてくるのも材質にステンレスを採用したからに他ならない。

エンジンを起動すると、水平対向エンジンを活かしたボロボロとしたサウンドが後方から伝わってくる。そして回転を上げると低域を伴った連続音に変化。心地良い低音はドライバーにいっそう走りへと駆り立てる。ただ、こう書くと「うるさいのでは」と心配する声も出そうだが、試乗したなかではそんな印象は一切なかった。スポーティな低音を出しながらも決して耳障りではない。聞けば、このマフラーは90dB以下に抑えられ、保安基準規制値の96dBを大きく下回っているのだという。

“スポーツカー不毛の地”と言われて久しい日本市場で、走りを意識する層を中心に静かなる人気を呼んでいる86/BRZ。「エクスクルーシブ・インテリアキット」と「ステンレスマフラー」はそのスポーティな雰囲気をいっそう引き立てるために一役買う存在となるだろう。

《会田肇》

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