ひき逃げで逮捕の男、飲酒運転の発覚を恐れたか

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5日午前5時55分ごろ、三重県伊賀市内の国道368号を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた原付バイクと衝突する事故が起きた。バイクを運転していた男性が死亡。クルマの運転者は逃走したが、警察は後に30歳の男を逮捕している。

三重県警・伊賀署によると、現場は伊賀市山出付近で片側1車線の直線区間。乗用車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた同市内に在住する55歳の男性が運転する新聞配達用の原付バイクと正面衝突した。

バイクは衝突の弾みで転倒。運転していた男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡した。

クルマは現場から逃走。警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したところ、現場近くに乗り捨てられていた衝突痕のある不審な乗用車を発見。周辺の捜索を進めた結果、現場から約2.5km離れた路上で運転者とみられる男の身柄を確保。職務質問でひき逃げへの関与を認めたことから、後に自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

逮捕された男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、聴取に対しては「衝突したことはわかっていたが、怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。警察では飲酒運転の発覚を恐れたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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