郵船ロジスティクス、独・デュイスブルクに新倉庫を開設…自動車関連企業向け物流サービス拡充

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郵船ロジスティクス、ドイツ・デュイスブルクに倉庫を新設
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郵船ロジスティクスは、ドイツ子会社がドイツ・デュイスブルクに2万6000平方メートルの新倉庫を開設したと発表した。

新倉庫の開設により、デュイスブルクで既に展開する約4万2000平方メートルの倉庫と合わせ、ドイツ国内で最大の倉庫拠点を持つことになる。

ドイツ内陸、河川港として世界最大規模のデュイスブルク港は、オランダのロッテルダムやベルギーのアントワープへの陸上、鉄道、海上輸送の中継拠点として至便なロケーションに位置する。

デュイスブルクから半径150kmの経済圏は、3000万人の消費者、6000億ユーロの購買力、30万社の企業を抱えており、欧州域内の消費地としても、ゲートウェイとしても注目されている。

新倉庫がオープンするのは同港、物流施設の集積地であるログポート地区で、5つの既存倉庫とコンテナターミナルに隣接する。同社のドイツ子会社は1999年に同地区で倉庫をオープンして以来、家電や自動車関連貨物の取り扱いを中心に拡大を続けてきたが、高まる物流需要を受け、今回倉庫を拡大した。

新倉庫は一般倉庫スペース2万平方メートルと危険品スペース6000平方メートルからなる高機能倉庫。一般倉庫スペースでは家電メーカーなど一般消費財関連の顧客向けにロジスティクスサービスを、自動車関連企業には欧州域内のトラック輸送網のハブ機能を駆使したクロスドックサービスを充実する。

また、同エリアで危険品専用倉庫を保有する初の日系物流企業として、各種危険品の保管サービスなどにも注力する方針。

《レスポンス編集部》

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