日立製作所は1月8日、4月1日付けで、中西宏明執行役社長が執行役会長兼CEO(最高経営責任者)に就任する人事を発表した。
東原敏昭執行役専務が執行役社長兼COO(最高執行責任者)に昇格する。川村隆会長は3月31日付けで会長を退任して、6月の定時株主総会で取締役も退任、相談役に退く。
東原氏は、徳島大学工学部卒後、日立に入社し、電力・電機グループ大みか電機本部交通システム部長やシステムソリューショングループ情報制御システム事業部電力システム本部長などを経て2006年に情報・通信グループCOOに就任した。2007年に執行役常務電力グループCOO、2010年に日立プラントテクノロジー執行役社長、2011年に社会・産業システム事業を担当する執行役常務を経て、2013年4月から執行役専務として医療事業を担当、インフラシステムグループ長兼インフラシステム社の社長も兼務している。58歳。