2013年のベントレー世界販売、19%増の1万台超え…95年の歴史で過去最高

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型ベントレー フライングスパー
新型ベントレー フライングスパー 全 4 枚 拡大写真

英国の高級車メーカーのベントレーは1月8日、2013年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、ベントレーの95年の歴史において、過去最高の1万0120台。前年比は19%増と大きく伸びた。

市場別実績では、引き続き最大市場の米国が、前年比28%増の3140台。ベントレーの世界販売のうち、31%が米国市場で販売された計算。第2位は中国で、2191台。前年比は2.8%減と、マイナスに転じた

また3位の欧州は、信用不安にもかかわらず、前年比11%増の1480台。地元の英国は、25%増の1381台と伸びた。中東は前年比45%増の1185台。アジア太平洋地域は前年比26%増の452台で、日本は53%増の291台を販売した。

車種別では、新型『フライングスパー』が、2013年9‐12月だけで、2005台を納車。同車のこれまでの年間販売台数は平均2700台レベルなので、新型の販売の立ち上がりは良好といえる。

ベントレーのウォルフガング・シュライバー会長兼CEOは、「2013年はベントレーにとって、4年連続で2桁増を達成した1年。2014年も新たな成功を成し遂げるだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る