村田製作所、高入出力型ハイブリッドリチウムイオン蓄電池モジュールを開発

自動車 ビジネス 企業動向
村田製作所・高入出力型ハイブリッドリチウムイオン蓄電池モジュー
村田製作所・高入出力型ハイブリッドリチウムイオン蓄電池モジュー 全 1 枚 拡大写真

村田製作所は1月9日、コンパクト、高入出力、長寿命を実現した高入出力型ハイブリッドリチウムイオン蓄電池モジュールを開発したと発表した。

同製品は、自社開発した高入出力リチウムイオン二次電池 と、他の蓄電池を複合したバッテリーマネジメントシステム付き蓄電池モジュール。超急速充電に対応し、6分間の充電で約9割の充電量を確保できるほか、コンパクトでありながら100Aまでの大電流放電が可能となっている。また、エネルギー型リチウムイオン電池、リユース電池、鉛蓄電池との併用が可能で、常温環境下において、充電・放電を1日1回行った場合、10年の長寿命が期待できるという。

同社では、小型電動車両、シニアカー、無人搬送機、昇降機、定置型蓄電システム、無停電電源装置などの電源として、2015年4月より量産を開始する予定。

なお、同製品はジードが開発した超小型モビリティの試作機に搭載され、1月15日から17日 に東京ビッグサイトで開催される「国際カーエレクトロニクス技術展」で展示する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る