大阪市交通局、昨年引退の30系部品をヤフオクに出品

鉄道 行政
大阪市交通局が「ヤフオク!官公庁オークション」に出品する「30系車両前面車号板2枚セット」
大阪市交通局が「ヤフオク!官公庁オークション」に出品する「30系車両前面車号板2枚セット」 全 3 枚 拡大写真

大阪市交通局は1月9日、昨年10月に最後の2編成が引退した市営地下鉄30系電車の車号板や標記板など11種45品を、インターネット・オークションサイト「ヤフオク!官公庁オークション」に出品すると発表した。

出品されるのは、30系の前面や側面、車内に取り付けられていた車号板をはじめ、製造年月や定員・自重などが書かれた「標記板」、座席や方向幕、正面扉といった車両部品など。「さよなら30系マーク」のレプリカや、消火栓に付いていた地下鉄の紋章、駅構内の案内表示板などもある。

30系は日本万国博覧会(大阪万博)の観客輸送と新線建設による必要車両数の増加などに対応するため、1968年から1984年にかけて製造された車両。冷房化の推進で廃車が進んだものの、一部は1992~1996年に冷房装置を搭載して運行を続け、谷町線に残った最後の2編成が2013年10月上旬に引退した。車体はセミステンレス製とアルミ製の2種類あったが、谷町線に残った車両はアルミ製だった。

大阪市交通局の官公庁オークション専用ホームページには1月10日9時から、「ヤフオク!官公庁オークション」には1月16日13時から掲示開始を予定している。入札参加申込期間は1月16日13時から2月5日14時までで、入札期間は2月19日13時から26日13時までとなる。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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