沖縄県、那覇空港滑走路を増設するための公有水埋立を承認…増設工事着工へ

航空 行政
那覇空港増設工事の概要
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国土交通省は、那覇空港滑走路増設事業で、公有水面埋立に必要な承認が得られたと発表した。

内閣府沖縄総合事務局は、那覇空港滑走路を増設するため、2013年9月20日付で、公有水面埋立承認権者である沖縄県知事と那覇港管理組合管理者に対して提出した。埋立面積は160万平方メートル。

那覇空港は現在、滑走路が3000メートルで、年間旅客実績は過去最高となった2012年度が国内線1481万人、国際線60万人。

主要路線は、今年1月時点で国内線が1日当たり145往復、国際線が週62往復、貨物便が週60往復就航している。

今回、埋立に当たっての留意事項として沖縄県から、空港供用時、航空機騒音についての調査を実施し、陸域での航空機騒音レベルが低減されているかどうか確認することや、事業実施に当たって、作業船などの航行時の航行安全対策を講じることなど、計6項目を申し渡された。

漁業補償については、関係漁協と契約締結の見込み。

工事については、工事公告を行っていた発注について、速やかに契約し、1月に着工する予定。2019年12月に工事が完了し、2020年3月31日から供用開始する予定。

那覇空港の滑走路増設事業では、2013年度137億円、2014年度に347億円の予算が計上されている。

《レスポンス編集部》

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