【東京オートサロン14】メルセデス・ベンツ日本…サーキットでも十分楽しめる限定車を発売

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メルセデスベンツ・A 45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Edition
メルセデスベンツ・A 45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Edition 全 16 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本が東京オートサロン14で発表した限定車、『A 45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Edition』は、日本とドイツの2国間で企画を進め発売に至ったクルマである。

30台限定のこのクルマのサイドには、独特のカラーリングが施された。メルセデス・ベンツ日本企画・マーケティング部商品企画3課の中山怜さんによると、「サイドのカラーリングはドイツから複数提案があり、その中から日本側で1番合うものを決定した」という。

「ボディカラーの白は決定していたので、そのボディカラーにいちばん映えるデザインを選んだ。さらに、ペトロナスのオイルが流れていくようなイメージが感じられるデザインなので、ペトロナスグリーンエディションという名前に相応しいデザインだと思う」とコメント。

ペトロナスの名称は、フォーミュラ1のチーム、“メルセデスAMG ペトロナスフォーミュラ1”から取られているが、「この名前は当初から限定車のネーミングに使う予定だった」と中山さん。「モータースポーツの頂点であるF1チームだからこそ、訴求のしやすいネーミングであることのほかに、量産4気筒として世界最強のエンジンを搭載しているA 45AMGがスーパースポーツカーであり、モータースポーツの頂点であるF1との親和性があることから使いたかった」と話す。なお、この名称は、ペトロナスのグリーン(PETRONAS Green)を髣髴させる限定車(Edition)の意。

今回の限定車では、エクステリア、インテリアのグリーンもデザインも特徴のひとつだが、中山さんは、「このクルマにはAMGドライバーズパッケージが装備されており、速度リミッターが250km/hから270km/hにあがっている」と述べる。実はエディション1では装備されていなかったが、ユーザーから、「サーキット走行で(A 45 AMGを)使いたいなどの声があったことを踏まえ、今回反映。見た目も非常に特別だが、ユーザーニーズにもパフォーマンスの意味でも期待に応えているクルマだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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