ロッキード・マーチン、米海軍より自動テストシステムを生産する契約を獲得

航空 企業動向
電子統合自動サポート・システム(eCASS)
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ロッキード・マーチンは1月13日、米海軍より航空機のミッション準備性を増進させる為の、新しい自動テストシステムを生産する1億300万ドルの契約を獲得した。

この契約は最初の36台の電子統合自動サポート・システム(eCASS)ステーションと関連サポート装置に対する、2つの初期生産のオプションを含むもの。eCASSを使用することで海上または沿岸の組み立て施設で、航空機の故障修理と修復を行い、彼等に装置の準備状態への復帰を手早く効率的に行うことを可能とさせる。

eCASSは、1990年代初期に利用されることとなった現行のCASSテスト装置の代替。CASSは海軍の航空機の電子装置をサポートする、海軍の標準自動テスト装置系列である。

「20%速く動作するeCASSは、さらに信頼性が高く伝統的なCASSステーションとの高い順応性を持つ。このスピードと信頼性は、究極的に海軍の航空機の利用性を増加させることとなるだろう」とロッキード・マーチンのミッションシステム及びトレーニング/エンタープライズ・テスト・ソリューションズのディレクターである、ランディ・コア氏は語った。

最初のeCASSステーションは2014年11月に納入される。eCASSは米海軍の編隊に所属する全ての航空機をサポートし、『F-35ライトニングII』を含む新しい兵器システムへのサポート拡張が可能である。

《河村兵衛》

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