欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは1月12日、米国ミシガン州において、デトロイトモーターショー14のプレビューイベントを開催。今後の北米への投資計画を公表した。
これは、同社のマルティン・ビンターコルンCEOが明らかにしたもの。同CEOは、「今後5年間に、北米に総額70億ドル(約7230億円)以上の投資を行う」と発表している。
今回の投資計画は、北米市場へ積極的に新型車を投入するために用意されたもの。2018年までに、フォルクスワーゲンブランドとアウディブランドは、米国市場で年間100万台の販売を目指す。この目標達成に向けた投資となる。
2013年、フォルクスワーゲングループは米国で新記録となる60万台以上を販売。2008年の販売台数と比較すると、ほぼ倍増となった。
フォルクスワーゲングループのマルティン・ビンターコルンCEOは、「我々は新たな目標を定めた。グループで2018年までに、米国で年間100万台の販売を狙う。自信とコミットメント、必要なら強い力をもって、目標達成に挑む」とコメントしている。