ZMP、名古屋大学と共同で自動運転車走行実験を実施

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名古屋大学の自動運転実験車両
名古屋大学の自動運転実験車両 全 2 枚 拡大写真

ZMPは1月14日、名古屋大学・大学院情報科学研究科 武田 一哉教授らと共同で、名古屋地区と東京地区で連携して、公道での自動運転走行実験を実施すると発表した。

同社では、乗用車トヨタプリウスをベース車両とした RoboCar HVを2012年から販売、2013年10月のITS世界会議、11月の第43回東京モーターショー2013にて自動運転のデモを一般公開、一般市民の試乗体験を実施した。

一方、名古屋大学ではRoboCar HVを2013年より導入、「あいちITSワールド/名古屋モーターショー2013」にて自動運転のデモを実施したほか、同上のITS世界会議に出展、JST/CRESTプログラム(「行動モデルに基づく過信の抑止」)の実施、学術論文の発表など、精力的な活動を続けてきた。

自動運転車の研究開発においては、技術的な課題の把握やや周辺環境のセンシングによる地図データの収集など、公道での走行実験が必要となる。両者は、2020年の東京オリンピックにおける自動運転の実現をゴールとし、公道実験を行う際の技術・ノウハウやガイドラインの蓄積・共有を行っていく。またオリンピック後は、高齢者向けに郊外や過疎地での実証実験に移り、本格的な普及へと進めていく。

なお、同実験で使用するロボットカーは、1月15日より開催される「オートモティブワールド 2014」に出展する。

《纐纈敏也@DAYS》

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