日産自動車の欧州法人、欧州日産は1月9日、英国サンダーランド工場における2013年の生産台数が、2年連続で50万台を突破したと発表した。
欧州日産によると、2013年の英国サンダーランド工場での生産台数は、50万1756台。50万台を超えたのは、2012年に続くもので、日産車に対する旺盛な需要を物語る。
50万1756台の内訳は、SUVの『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)が28万6000台以上と最多。キャシュカイがは、英国サンダーランド工場で生産を開始して、すでに8年が経過。今や、欧州市場における日産の主力車種に成長を遂げた。2006年からの累計生産台数は、175万2232台に到達する。
2013年は、EVのリーフの英国サンダーランド工場での現地生産も開始。これも、50万台突破の原動力となった。また1月22日からは、サンダーランド工場で新型キャシュカイの組み立てが始まる予定。
英国日産製造のケビン・フィッツパトリック副社長は、「過去2年間の生産台数が100万台を超えたのは、最も競争の激しい市場のひとつである欧州において、日産が存在感を増している証」と述べている。