三菱レイヨンは1月15日、エンケイと共同で、炭素繊維強化プラスチックとアルミ合金の複合構造ホイールを開発したと発表した。
開発品は、三菱レイヨンが炭素繊維強化プラスチックとアルミ合金との接合に関する知見を提供し、エンケイが製造。軽量化のため薄肉化したアルミ合金の強度を炭素繊維強化プラスチックで補うことにより、乗用車用軽合金ホイールに適用されている安全基準「JWL基準」に適合する品質・強度を実現した。
炭素繊維強化プラスチックとアルミ合金を複合させることによって価格を抑えながら安全性を確保し、市場での普及を図る。
なお両社は、1月15日より開催の「オートモーティブワールド2014 第4回クルマの軽量化技術展」に試作品を展示する。