スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズが1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14で初公開した『コンセプト XCクーペ』。同車が、今回のデトロイトモーターショーの最優秀コンセプトカー賞に輝いた。
これは1月15日、ボルボカーズが明らかにしたもの。「デトロイトモーターショーの恒例イベント、EyesON Design Awardsにおいて、コンセプト XCクーペが最優秀コンセプトカー賞を受賞した」と発表している。
コンセプト XCクーペは、2013年9月のフランクフルトモーターショー13に出品された『コンセプト クーペ』に続いて、ボルボカーズの新世代コンセプトカー3部作の第2弾として開発された。
ボルボの定評ある安全技術と、現代的な北欧のアクティブなライフスタイルを、新しいアーキテクチャーで融合させたのがコンセプト XCクーペ。コンセプト クーペと同じく、新世代車台の「スケーラブル・プラットフォーム・アーキテクチャー」を導入。この車台のプロポーションと設計の自由度を生かして、2ドアのSUVという新たなデザインの方向性を提示した。
最優秀コンセプトカー賞の受賞に際して、ボルボカーズのデザイン担当、トーマス・インゲンラート上級副社長は、「光栄であり、大変うれしい。ボルボの新デザインが一般来場者や報道関係者だけでなく、自動車デザインの権威にも認められた。ボルボカーズは今まさに、新たなデザイン言語とともに、興奮の旅へと出発したところだ」と、喜びを表現している。