2013年のフォード欧州販売、107万台…個人向けが14%増と回復

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米国の自動車大手、フォードモーターの欧州法人、フォードオブヨーロッパは1月15日、2013年の欧州市場における新車販売の結果を公表した。総販売台数は、107万6100台。このうち、個人向け販売は前年比14%増と、回復を遂げている。

信用不安によって、欧州市場での落ち込みが続いていたフォードだが、2013年は市場シェアを前年の7.5%から8.2%へと、0.7ポイント拡大。欧州主要19か国でのブランド別の年間新車販売は、フォルクスワーゲンに次いで、6年連続で第2位のポジションを維持した。

市場別の2013年実績は、英国が38万1800台でトップ。前年比は9.9%増だった。これに次いだのはドイツで、22万4100台を販売。以下、トルコが11万3100台、ロシアが10万6700台、イタリアが9万3500台で、これに続いた。

車種別では、『フィエスタ』が29万0500台で、フォードブランドの欧州最量販車に君臨。『フォーカス』が22万0400台で2位につけた。『トランジット』は10万0500台、『C-MAX』は9万8500台。

フォードオブヨーロッパのステファン・オデール社長は、「レンタカー販売やディーラー自社登録を大幅に減らすことを決め、2013年は個人向け販売を新型車投入で増やすことができた。個人向け販売が、より利益を生み、ブランドイメージや価値を高める結果となった」と、分析している。

《森脇稔》

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