ダイムラー、スペインのビトリア工場に1.9億ユーロの投資を発表…次世代中型バンを生産へ

自動車 ビジネス 企業動向
ビトリア工場の様子
ビトリア工場の様子 全 1 枚 拡大写真

ダイムラーは15日、バンの製造拠点であるスペインのビトリア工場に1.9億ユーロ(約270億円)を投資すると発表した。今回の投資により、2014年中に予定されている次世代中型バンの生産に備える。

ビトリア工場は1950年代に建てられたバスク地方唯一の自動車工場で、現在メルセデス・ベンツの『ビアノ』や『ヴィト』を生産しており、敷地面積は60万平方メートル、建屋面積は37万平方メートル、年間の生産能力は約7万5000台である。

メルセデス・ベンツのバン部門の責任者であるフォルカー・モルンハインベッグ氏は、「今回の投資でビトリア工場の機能を強化する。我々はグローバルな生産ネットワークで2番目に大きなビトリア工場は重要だ」と強調した。

このビトリア工場を、今回の投資で製造ラインを改修するとともに、物流業務を最適化することも実施する、としている。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る