豊田自動織機とデンソー、カーエアコン用コンプレッサーを製造する中国合弁会社を新設

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豊田自動織機とデンソーは、中国山東省烟台市に、カーエアコン用コンプレッサーを生産する新会社「烟台首鋼豊田工業空調圧縮機(YST)」を設立し、2013年12月から営業開始したと発表した。

YSTは、デンソーと首鋼総の中国合弁会社である烟台首鋼電装(YSD)のコンプレッサー事業を分離して、生産を継承する。

YSTの資本金は36億8000万円で、出資比率は豊田自動織機が50.1%、首鋼総が29.9%、電装(中国)投資20.0%。

新会社は、2014年度はコンプレッサー200万台を生産する計画で、中国市場の拡大に合わせて生産台数を増やし、2016年度には年間250万台を生産する計画で、今後、生産能力を増強する。また、現地調達率を引き上げ、競争力の向上を図る。

カーエアコン用コンプレッサーの製造をYSTに移管した後のYSDは乗用車と特殊車両用エアコンと冷却機器の製造に特化する。

豊田自動織機は、日本・北米・欧州・アジア・南米のグローバル生産体制の強化に取り組み、世界中の顧客ニーズに、迅速、的確に対応して事業の成長を目指す。

《レスポンス編集部》

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