コスモ石油は、国内の石油製品需要減少に対応するため、1月の原油処理量を当初計画から削減すると発表した。
ガソリンや灯油価格が高騰している影響から、需要が低迷している。このため、当初計画から原油処理量を削減して在庫の適正化を図る。
1月の原油処理量は227万3000キロリットルを計画していたが、207万9000リットルとし、当初計画から19万4000キロリットル削減する。稼働率は85.2%となる。
原油処理量を削減することにより生じる不足分は、国内調達や製品輸入などで弾力的に対応して安定供給する。
同社では、2月以降も引き続き、国内需要にあわせた原油処理を検討する。