【WRC 第1戦】ボウフィアーが波乱を制し、ラリーモンテカルロの第1レグをリード

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ブライアン・ボウフィアー
ブライアン・ボウフィアー 全 5 枚 拡大写真

1月16日に行われたラリーモンテカルロの第1日目で、トップドライバー達のトラブルに乗じ、フォード『フィエスタRS』を運転するブライアン・ボウフィアーが第1レグで最速となった。

2013年度チャンピオンのセバスチャン・オジェは、多くのライバル達と同じくスーパーソフトのスリックタイヤを使用したが、第1ステージの最初のコーナーでクラッシュを喫してしまう。

その直後、ヒュンダイのティエリー・ヌービルは最初のスプリットタイムでオジエを4.5秒上回ったが、後のコーナーで電信柱に激突し、彼の『i20』の後部を大破してリタイアすることとなってしまった。

その間に元F1ドライバーのロバート・クビサが2つのオープニングステージで最速タイムを記録し、予測できないモンテカルロのコンディションにおいて彼が見せたグリップに多くの人達が驚いた。

しかしオープニングループの最終ステージで再び順位は変わった。第3ステージの長いセクションにある雪によって、スリックタイヤを使用したドライバー達にとってそれは災害となってしまったが、スノータイヤを装着した何台かにとっては大きなブーストとなった。

フランス人ドライバーのブライアン・ボウフィアーはスノータイヤを使用して何とか十分なグリップを得ることに成功し、この日の総合リードを確保することとなった。

シトロエンのクリス・ミークも同じくスノータイヤを使用して2番手に浮上し、ダニ・ソルドが総合3位となった。

スノータイヤを使用しなかったクビサは4位に後退し、フォード・ワールド・ラリーチームのドライバーであるエルフィン・エヴァンスが5位、マッズ・オストベルグのシトロエンが6位となった。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
  4. 約67万円から買える小型トラック、印タタが「エースプロ」発表…EVも用意
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る