小糸製作所、自動車用ランプの価格カルテルで米国司法省と司法取引で合意…罰金59億円

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小糸製作所は、米国司法省との間で、自動車用ランプ、自動車HIDランプ用バラストの取引で価格カルテルを行っていたとして、5660万米ドル(59億円)の罰金を支払う司法取引で合意したと発表した。

小糸製作所では、米国司法省が実施してきた自動車用ランプと、自動車HIDランプ用バラストの取引でランプメーカーが価格カルテルを結んでいた独占禁止法違反容疑の調査に、全面的に協力してきたとしている。

今回、諸般の事情を総合的に勘案した結果、米国司法省との間で司法取引契約を締結することが合理的な解決策であると判断、罰金支払いに応じることにした。

同社はこれまで、役員報酬の一部返上も含めて、コンプライアンス体制の強化と再発防止策の徹底を図ってきたが、今回の事態を「厳粛に受け止め、今後も引き続き、企業倫理遵守及び信頼回復に努める」としている。

罰金は2013年10-12月期決算で特別損失に計上する。業績見通しへの影響は精査中としている。

《レスポンス編集部》

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