防衛省、次期輸送機XC-2の地上試験で不具合が発生…開発遅れの懸念

航空 行政

防衛省は、次期輸送機XC-2の地上試験で不具合が発生したと発表した。

次期輸送機XC-2は、2014年度の開発完了に向け、現在、航空自衛隊岐阜基地で技術・実用試験が実施されている。

防衛省によると1月7日、地上試験機を使用して、機内の気圧を一定に保ちながら高高度を飛行するため、必要な機体構造強度を確認する必要があり、設計時に想定した荷重(機内外の気圧差)の約1.2倍の圧力を機内に加圧した際、同機の貨物扉、後部胴体などに損壊が発生した。

今回発生した不具合については、損壊の詳しい状況について確認した上で、不具合原因の究明、対応策を検討するとしている。原因究明に時間を要した場合、開発に遅れが出る可能性もある。

《レスポンス編集部》

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