【ホンダ N-WGN Gターボパッケージ 試乗】登録車から乗り替えの受け皿にも…島崎七生人

試乗記 国産車
ホンダ N-WGN Gターボパッケージ
ホンダ N-WGN Gターボパッケージ 全 6 枚 拡大写真

試乗車は『N-WGN』の標準車に設定される「Gターボパッケージ」という仕様。外観ではブレードシルバー塗装の14インチ専用アルミホイールを装着し、フロントグリルも中央に通風口が開いた専用デザインとなる。

【画像全6枚】

シティブレーキアクティブシステムを含む“あんしんパッケージ”は標準装備だ。

標準車のターボということで、足回りも強化されている。フロントスタビライザー追加、フロントブレーキもベンチレーテッドディスクとなる。これらのスペックの差は明らかで、14インチタイヤながら、芯のある挙動が基本。そのうえで『N-WGN』の美点である、路面からの小さな入力にもしっかり動くダンパーと、適度な反力、操舵力が安心のステアリングフィールも味わえる。

もちろん3気筒ターボエンジンは、ここぞという場面でパンチの効いたパワーを発揮する。とはいえインパネ右下の“ECONスイッチ”をONにした状態でも、実用上十分な性能を発揮しながら、効率的な走りも実現してくれた。運転席座面クッションは、もう少し長時間ドライブ向きでもいいように感じた。けれど全体としては登録車から軽自動車に乗り替えたユーザーでも不満を感じない実用車…といったところ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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