印タタ・モーターズが仏トタルとアフリカ事業で提携

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商用車向け供給協力で合意
インドのマハーラーシュトラ州ムンバイに本社を置く同国自動車大手のタタ・モーターズが、フランスのパリに本部を置く民間の総合石油エネルギー企業トタルと、アフリカにおける商用車向けアフターマーケット事業提携で合意した。

タタ・モーターズグループ全体の2013年におけるグローバル出荷台数は75万3949台(ジャガー・ランドローバーを含む)。同グループは、インド本国の他に英国、韓国、タイ、南アフリカ、インドネシアで事業を展開しており、世界第5位のトラック・メーカーであるとともに世界第4位のバス・メーカーでもある。一方、トタルは、スーパーメジャーと呼ばれる6社の中の1社で、現段階で、アフリカ43カ国に進出しており、広範な事業基盤を構築している。

サービス拠点設備刷新も
タタの発表内容によると、アフリカのサービス拠点において、タタの車種向けに開発したトタルの潤滑油供給を受ける。これによって消費者に高品質の潤滑油を提供できる体制を整える。加えて、車両修理などのサービス拠点の設備刷新についてもトタルの協力を得る考えだ。

トタルとの提携が決まったことにより、タタの商用車部門において、アフリカの顧客に対し一層の高品質な潤滑油提供体制が整う上、潤滑油自体がタタの車種向けに開発したオイルであるため、走行性能などの向上が期待できるとして、同社は歓迎の意を示している。

《アフリカビジネスニュース》

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