ヤマト運輸、ICカード免許証を活用した運行管理業務システムの運用開始

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ヤマト運輸・運転免許証管理システム
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ヤマト運輸は、1月20日から「ICカード免許証」を活用した運転免許証管理システムの運用を開始すると発表した。

2007年の道路交通法一部改正に伴い、中型自動車免許が新設。これに伴い、今まで普通自動車免許で運転可能だった車両の一部が中型自動車免許扱いとなった。

貨物自動車運送事業法にて新たに義務付けられた「乗務車両と乗務員保有免許の整合性」および「自動車運転免許証の有効期限確認」など、法令違反(無資格運転・無免許運転)を防止するため、同社では目視確認に加えて「ICカード免許証」を活用。ITの側面から運行管理業務を支援してコンプライアンスを徹底する。

今回導入する運転免許証管理システムでは、ポータブル・ポスを起動させる際にICカード免許証を1秒間かざして情報を読み取り、事前に読み取った社員情報・車検証情報と照合。運転者である社員情報と自動車運転免許証情報が一致するか確認し、免許証不携帯を防止するほか、運転免許証の有効期限を確認し、60日以内になると警告音とともに通知表示を行い、有効期限切れを防止する。さらに、乗務する車両の車検証情報を照合し、保有免許で乗務可能な車両か判断する。

《纐纈敏也@DAYS》

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