仏 PSA、中国東風汽車と株主割当増資に関して交渉

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東風プジョーシトロエンの中国第3工場で生産が開始されたシトロエンC‐Elysee
東風プジョーシトロエンの中国第3工場で生産が開始されたシトロエンC‐Elysee 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSA(プジョー シトロエン)は2013年12月、米国の自動車最大手、GMとの資本提携を解消。その後、新たなパートナーを模索してきたPSAが、提携相手となる自動車メーカーを、ほぼ固めた。

これは1月20日、PSAが明らかにしたもの。同社は、「中国の東風汽車との間で、最大30億ユーロ(約4240億円)の株主割当増資に関する交渉を進めることを確認した」と発表している。

PSAは2013年12月、「中国の東風汽車を含めた複数のパートナーとの間で、資本提携を含めて交渉中」と公表。今回の発表により、PSAが東風汽車と提携を結ぶ可能性が、極めて高くなった。

東風汽車は、中国の自動車大手ビッグ3の一角。東風汽車はPSAをはじめ、日産自動車やホンダと合弁会社を設立。各ブランドの中国向け車両を、現地生産している。東風汽車は、同じくフランスの自動車大手、ルノーとも、合弁会社を設立することで合意済み。

PSAは、「2月19日の2013年通期決算公表に合わせて、増資についての発表も行う予定」と説明している。

《森脇稔》

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