ホンダは、伊沢拓也選手が、2014年シーズンより、F1への登竜門と呼ばれる「GP2シリーズ」に、フランスを拠点とするARTグランプリより参戦すると発表した。
伊沢選手は昨シーズン、SUPER GTシリーズGT500クラス ランキング10位、全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズ ランキング7位と、好成績を収めている。
ホンダは、モータースポーツ界で活躍する有能なドライバー育成を目的に、鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)などホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)を展開。今回、新たにホンダのドライバー育成プログラムを、マクラーレン レーシングの「ヤングドライバーディベロップメントプログラム」と協調させ、F1ドライバー輩出に向けた取り組みの強化を図っていくこととした。
伊沢選手のGP2シリーズへの参戦は、同プロジェクトの一環で、今後、マクラーレン レーシングとの連携をさらに強め、日本人ドライバーが世界で活躍できるチャンスを拡大していく。