【ルノー キャプチャー 発表】ヨーロッパでのヒット作が日本にも導入開始

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ルノー・キャプチャー
ルノー・キャプチャー 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは1月31日より、コンパクトクロスオーバーのルノー『キャプチャー』の予約注文の受付を開始する。発売は2月27日より。

「ヨーロッパにおけるコンパクトクロスオーバーのセグメントは、右肩上がりの市場だ」とは、同社マーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさん。「2013年は17%のセグメントシェアを持ち、Bセグメント内でも16%のシェアを持つセグメントだ」という。

実台数でみると、「2013年1月から12月のコンパクトクロスオーバーセグメント販売台数No1は日産『ジューク』で10万6000台と、ヨーロッパではとてもヒットしているクルマだ。そして、2位がキャプチャーで8万6000台だ」と述べる。

しかし、「キャプチャーの台数は、販売期間の関係で半年での累計なので、12月単月で比較をすると、ジュークが6500台に対して、キャプチャーが1万4000台だ」と、ジュークの販売台数を大幅に上回っていることを強調した。因みに3位はプジョー『2008』の6万台であるが、こちらも約半年の累計台数だ。

また、競合が非常に多い市場でもあり、日本においても、「ミニ『クロスオーバー』や、間もなく導入されるプジョー2008、日産ジューク、フォルクスワーゲン『クロスポロ』、一回り大きいがホンダ『ヴェゼル』、スバル『XV』など」と多くのブランド名を挙げ、そこにヨーロッパでヒットしているキャプチャーを導入することから、ルノー・ジャポンとしての新しい柱への期待が込められている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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