JR北海道、SL列車やトロッコ列車など運転…春の臨時列車

鉄道 企業動向

JR北海道は1月24日、春季122日間(3月1日~6月30日)に運転する臨時列車の概要を発表した。期間中、2013年より5本多い895本の臨時列車を運転する。

3月1~9日は流氷観光客向けの臨時列車を冬季に引き続き運転。札幌~網走間を結ぶ『流氷特急オホーツクの風』を1日1往復運転するほか、釧網本線の知床斜里~網走間でトロッコ列車『流氷ノロッコ号』を1日4本運転。釧路~標茶間ではSL列車『SL冬の湿原号』を1日2本運転する。

2013年7月にリニューアルした特急『旭山動物園号』は、3月1日から5月6日までの土曜・休日を中心に運転する。ただし旭山動物園は4月8日から25日まで休園となるため、この期間中は土曜・休日も含め運転しない。

SL列車『SL函館大沼号』は4月26日~5月6日に運転。運行時刻は函館8時54分発~森10時41分着、森13時39分発~函館15時41分着。北海道新幹線の建設工事を間近で見ることができる渡島大野駅にも停車する。

富良野線方面は、6月中の土曜・休日を中心に札幌~富良野間を結ぶ特急『フラノラベンダーエクスプレス』を1日1往復運転。キハ183系5100番台「クリスタルエクスプレス トマム・サホロ」を使用する。また、富良野~美瑛・旭川間でトロッコ列車『富良野・美瑛ノロッコ号』を6月7~30日に1日6本運転。このうち6月7・8日の『1号』と『6号』は蒸気機関車がけん引する。

留萌本線では4月26・27・29日と5月3~6日、『増毛ノロッコ号』を旭川・留萌~増毛間で1日4本運行する。4両編成中2両は一般団体専用のバーベキューカーとなっており、旭川支社営業販売グループで募集する。釧網本線でも4月26日~5月6日、5月10日~6月3日、6月7~30日の各期間中、『くしろ湿原ノロッコ号』を運行。4・5月は1日2本、6月は1日4本運転する。

このほか、3連休やゴールデンウィークの利用者が多い時期にあわせ、札幌~室蘭間の特急『すずらん』や青森~函館間の特急『白鳥』『スーパー白鳥』を増発する。

《草町義和》

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