2013年の英国自動車生産、1.3%増の160万台 …ホンダ や MINI が新型車生産開始

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ホンダ・シビック ツアラー
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英国自動車工業会(SMMT)は1月23日、2013年の英国における自動車の生産実績を公表した。乗用車と商用車を合わせた総生産台数は、159万7433台。前年比は1.3%増だった。

159万7433台の内訳は、乗用車が2007年に次いで多い150万9762台で、前年比は3.1%増と、増加傾向。一方、商用車は8万7671台で、前年比は21.7%減と引き続き落ち込む。

また、乗用車の150万9762台を英国向けと輸出分で分けると、英国向けが30万8367台で、前年比は21.8%増と2桁増を維持。輸出分は120万1395台で、前年比は0.9%減とマイナスに転じている。

なお、英国に生産拠点を置く自動車メーカーは、ここ数か月で新型車のラインオフが相次いだ。2013年11月にはMINIのオックスフォード工場が新型MINI『ハッチバック』、同年12月にはホンダのスウィンドン工場が『シビックツアラー』、2014年1月には日産のサンダーランド工場が新型『キャシュカイ』の生産を開始したばかり。英国では、今後の生産台数の増加が見込まれる。

英国自動車工業会のマイク・ホーズ チーフエグゼクティブは、「地元英国の需要増と欧州以外の地域への堅調な輸出が、2013年の乗用車生産の伸びにつながった。今後4年以内に、英国生産は新記録を打ち立てるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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