京急、電車で「9リットル備蓄」お願い…1月27日から

鉄道 企業動向
ラッピング列車「9リットル備蓄号」の正面イメージ。「災害に備えて飲料水ひとり9リットル備蓄!」をテーマに運行する。
ラッピング列車「9リットル備蓄号」の正面イメージ。「災害に備えて飲料水ひとり9リットル備蓄!」をテーマに運行する。 全 4 枚 拡大写真

横浜市水道局と京浜急行電鉄(京急)は1月27日から3月29日まで、飲料水備蓄キャンペーンを共同で実施する。テーマは「災害に備えて飲料水ひとり9リットル備蓄!」。ラッピング列車「9リットル備蓄号」の運転や備蓄用飲料水の販売などを行う。

「9リットル備蓄号」は1月27日から3月29日まで、泉岳寺~三崎口間で1日3~4往復運転する予定。京急が8両編成1本を無償で提供し、車体に3種類のラッピングシール(82枚)を貼り付けるほか、車内の全ての広告枠に水道局が制作した7種類の啓発ポスター(490枚)を掲出する。さらに2月18日から3月16日までは、京急全車両(約800両)の窓上広告を2枠だけ無償提供し、通常の2倍サイズのポスター(約800枚)を掲出する。

このほか、「京急コラボ缶」の限定販売も行う。水道局の備蓄飲料水「横浜水缶」の24本セット(計8.4L)で、ラベルは京急と水道局のキャラクターが減災を呼びかけるデザインを採用。発売額は1箱1200円で、1月27日から8000箱限定で販売する。また、1月27~29日と3月10~12日の計6日間、京急の上大岡駅で「京急コラボ缶」の無料配布を行う。配布開始時刻は10時だが、各回とも1700本に達した時点で終了となる。

「京急コラボ缶」は2013年12月製造で、水道局によると5年間の保存(賞味期限は2018年12月)が可能という。相鉄・JR直通線西谷~羽沢間の開業(2018年度内の見込み)までギリギリ持つか?

《草町義和》

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