JAXA、宇宙医学生物学研究ワークショップ「宇宙飛行と加齢の循環機能変化」を開催…2月18日

宇宙 科学

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2月18日に秋葉原UDXカンファレンス(東京都千代田区)で「2013年度宇宙医学生物学研究ワークショップ『第1回宇宙飛行と加齢の循環機能変化』」を開催する。

JAXA宇宙医学生物学研究室は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟を利用して宇宙医学生物学研究を進めている。ここで得られた研究成果を、社会に還元するため、多くの国内研究者が参加して、年数回程度のワークショップを開催している。

ISSで計画する宇宙医学研究を紹介しながら、研究成果の活用、将来の宇宙医学生物学研究のあり方について討議し、今後の宇宙医学生物学の研究推進に役立てることがワークショップの目的。

宇宙環境がヒトに与える影響は、加齢に伴う変化と類似していることが知られている。加齢医学の知見が宇宙飛行士の健康管理に応用可能であるとともに、宇宙で行われる宇宙医学研究の成果が加齢医学に貢献できると見られている。

今回は、加齢医学と宇宙医学の双方の専門家から、循環機能変化に関する最新の知見を提供してもらい、相互の共通点と相違点を確認しながら、今後どのように研究を進めたらよいか討議する予定。

JAXAの担当者が「宇宙飛行士の不整脈」、大学教授が「加齢に伴う循環調節機能の変化と疾病」など、講演を行った後、総合討議が行われる。

《レスポンス編集部》

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