宇宙航空研究開発機構(JAXA)の奥村直樹理事長は、定例記者会見に出席した。
2020年は、今年から着手する新型基幹ロケットの初号機を打上げ予定の年で、今年打上げられる小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に帰還する年となる。
また、国際宇宙ステーション(ISS)の運用の在り方についても2020年が大きな節目となる見通し。これらのことから奥村理事長は「2020年は世界的にもJAXAにとっても大きな節目となる年であり、この2020年という大きな節目に向けた第一歩が2014年の事業になる」と述べた。
2014年度から新規に着手する事業では新型基幹ロケットの開発に70億円、超低高度衛星技術試験機(SLATS)に6億円、イプシロンロケットの高度化に18億円の予算(補正含む)が計上されている。