中国吉利、ブラジル市場に進出…セダンなど2車種を発売へ

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中国吉利のEC7
中国吉利のEC7 全 1 枚 拡大写真

中国の浙江吉利控股集団(ジーリーオートモービルホールディング。以下、吉利汽車)は1月23日、ブラジル市場に進出すると発表した。

吉利汽車は、中国・浙江省に本拠を置く民族資本のメーカー。1986年に設立され、1997年から自動車事業に参入した。中国ではジーリー(GEELY)ブランドとして有名。親会社の浙江吉利控股集団は2010年、フォードモーターからボルボカーズを買収したことで知られる。

今回、吉利汽車は、ブラジル市場への進出を発表。ジーリーの「EMGRAND」ブランドの『EC7』を含む2車種を、年内にブラジルで発売する。EC7は、ジーリーの中国における中型セダン。

すでにEC7は、世界20の国と地域に投入。2011年11月には、欧州で唯一の公的衝突安全テストを行うユーロNCAPコンソーシアムから、4つ星の安全評価を受けている。

ブラジルへの進出にあたり2011年8月、現地の自動車販売大手、Gandiniグループとディストリビューター契約を締結。現地に販売子会社を設立した。また、ウルグアイの車両組み立て会社、ノルデックス社に生産委託したEC7を、ブラジル市場に導入する。ノルデックス社では、ジーリーの4車種を年間2万台生産する能力を備えている。

《森脇稔》

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