日本精工、価格カルテルで4億1000万円罰金支払い命令…自動車用軸受の取引

自動車 ビジネス 企業動向

日本精工は1月31日、カナダでの自動車用軸受の取引の一部が、同国競争法に違反する行為をあったとして、同国ケベック州の裁判所から450万カナダドル(約4億1000万円)の罰金支払いを命じられたと発表した。

同社グループは、カナダでの自動車用軸受の取引で価格カルテルに関与していたとして、カナダ競争法当局による調査を受けてきた。社内調査により判明した事実を受け、同国検察当局との間で司法取引に向けた交渉を続けてきた。

今回、司法取引で合意し、同国ケベック州裁判所から罰金支払いの判決が言い渡された。

同社では「このような事態になりましたことについて、厳粛に受け止め、外部専門家の指導を仰ぎながら、一層の法令遵守の徹底に努めるとともに、信頼の回復に向け全力を傾注する」とコメントしている。

罰金は2013年10-12月期(第3四半期)決算で、特別損失として計上する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  4. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る