ホンダ、原付二種クラスでシェア65%…免許制度見直しに期待

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ダンク発表会場に展示された125ccの原付二種、新型『PCX』
ダンク発表会場に展示された125ccの原付二種、新型『PCX』 全 18 枚 拡大写真

3日、12年ぶりに新開発した50ccスクーター『ダンク』を発表したホンダは、2014年前半で約20車種の二輪新商品を発売するなど、国内二輪車市場活性化に向けて動き出した。

同発表会では、ホンダモーターサイクルジャパンの井内正晴社長が、市場活性化に向け、原付二種(排気量50cc~125cc)の免許取得容易化など、二輪車利用環境改善に向け活動を推進していく考えを示した。

囲み取材に応えた井内氏は「原付二種は、60km/hで走れて4輪との混合交通でも安心して乗れる環境があるので、四輪の付帯免許で乗れるようにして欲しいとの思いもある」と語り、加えて「原付二種(モデル)は全世界で年間100~200万台販売するモデルと、日本市場の年2~3万台でコストを回収するのとは大きな違いがある」と話した。

実際にホンダは、2013年に125ccクラスのモデルを相次いで発売しているが、その反響について井内氏は「125ccクラスで65%に届くぐらいにシェアを獲得した」と明かし、「やはり、都市部では125ccが一番使い勝手のあることは間違いない。最高速、二段階右折、積載重量と制限のある原付と比べ、原付二種の免許取得容易化、あるいは四輪車の付帯免許になるようになれば、もっとお客様に商品として見直してもらえると期待できる」と、免許制度見直しに対する期待感を示した。

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