タクシーに進路を塞がれたバイク、歩道の男児を直撃

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1月31日午後7時30分ごろ、神奈川県川崎市川崎区内の市道で、客を乗せようと車線変更したタクシーに対し、後ろからきたバイクが衝突。弾みでバイクは歩道へ滑走し、歩道にいた6歳の男児を直撃する事故が起きた。男児は意識不明の重体となっている。

神奈川県警・川崎署によると、現場は川崎市川崎区大島5丁目付近で片側2車線の直線区間。タクシーは第2車線を走行していたが、歩道にいた客を発見して第1車線へ車線変更。第1車線を走行していたバイクは進路を塞がれる状態となってタクシーへ追突。転倒したバイクは歩道を滑走し、歩道上でタクシーを待っていた親子連れに突っ込んだ。

バイクはこのうち6歳の男児を直撃。男児は近くの病院へ収容されたが、頭部などを強打して意識不明の重体。一緒にいた男児の父親で、40歳の男性にケガはなかった。警察はタクシーを運転していた幸区内に在住する70歳の男と、バイクを運転していた川崎区内に在住する19歳の少年を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

警察ではタクシーが後方の安全を確認せず、漫然と車線変更したことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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